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【2011.04.09 Saturday 】 author : スポンサードリンク
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マニラへ[後編]
こんにちは!らいじんぐさんです!
今回はマニラ滞在記の後編を投稿します。

フィリピン マニラの町並みは、シンガポールとは違った意味でカルチャーショックを受けました。
その町並みを抜け私を乗せた車は、代理店の方が”金持ち地帯”と呼ぶ場所へと着きました。
そしてそこに私の滞在するホテルはありました。

『DISCOVERY Suites』
それが私の泊まったホテルの名前です。
ホテルの料金は一泊$94(日本円で1万円前後)。

ビジネスホテルにしてはチョット高いけど、まぁそんな大したこと無いだろうな〜って思ってました。

ですが・・・







ダイニングに、







キッチンに、







ベッドルームに、







バスルーム・・・


・・・日本ではこれをスィートルームというんではないでしょうか^^;


うーむ・・・フィリピンではシンガポールよりさらに、
そして日本とは比べ物にならない位「貧富の差」を感じます。

ここではきっちりと生活のレベルが分かれます。
貧しいものには、貧しい人達用の交通機関にサービス。
豊かなものには、豊かな人達にしか利用できない高価なサービス。

ここに観光にこられたら思ったより物価が高いな、と思われるかもしれません。
でもそれはそう単純ではないのではないでしょうか?

私たち日本人旅行者が享受できるサービスは「豊かな人々用」のサービスなのです。
視線を落とせばいくらでも物価の低いサービスを受けることが出来るでしょう。

今回は全くのビジネス旅行でしたので観光をすることは出来ませんでしたが、
それでもフィリピンに住む人々と交流することが出来ました。
そしてこれらの現実を見ることが出来ました。

私が会った人々は、フィリピンの中でも成功者と呼べる方々なのでしょう。

同じ国の住人なのに、彼らの住むところは壊れかけたビルではありません。
同じ国の住人なのに、彼らの食べるものは違います。


人々は「貧しいもの」「富めるもの」に分かれている・・・それがここでは普通なのです。


フィリピンは過去の日本でしょうか?


それともこれから我々が体験することになる「二極化」という未来の姿なのでしょうか?

フィリピンに行って正直楽しい気持ちには慣れませんでしたが、
それでも子供たちの瞳の強さにだけはいやされました。

【滞在ホテルの情報】
『DISCOVERY Suites』
住所:25 ADB Avenue, Ortigas Center, Pasig City 1600 Philippines
電話:(632)635-2222 FAX:(632)683-8111
URL: www.discoverysuites.com
(一口コメント)
広々としたリビング・食器類も一式そろったキッチン・広いユニットバス・快適なベットルーム・・・
これで一泊一万円です。すごいですよね^^;スタッフの対応もしっかりしていて好感の持てるホテルでした。


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【2004.10.31 Sunday 18:48】 author : ライジングサン
| フィリピン滞在記 | comments(2) | trackbacks(0) |
マニラへ[前編]
こんにちは!らいじんぐさんです!
今日は先日訪問したフィリピン マニラでの旅行記を投稿しようと思います。

でも、そもそも私がなぜマニラに行ったのか、気にされる方もいらっしゃいますよね^^;
そこで良い機会なので、まず私の仕事について少し紹介してみたいと思います。

私は医療系SEとして今の会社で働いています。
私の会社は世界に支社を持っていますので、私が以前希望していたこともあり
今回海外駐在員としてシンガポールに派遣されることになりました。

駐在員は、アメリカ・中国・シンガポール・イギリスに配置され、
それ以外の国々は代理店がその業務を代行しています。

例えばシンガポール支店の場合、
シンガポール以外の東南アジア各国つまり

フィリピン、ベトナム、ネパール、タイ、マレーシア、ラオス、
ミャンマー、インドネシア、インド、パキスタン、バングラディッシュ

などの国々は代理店がサービスを代行しています。
そこで我々海外駐在員の業務は、各国の代理店にいるエンジニアの教育とサポートです。

今回の旅行の目的も現地代理店が修理不能であった装置の復旧と、
フィリピンの現状視察でした。



シンガポールからおよそ飛行機で3時間、
私がマニラに到着してまず驚いたのがマニラ空港の小ささでした。

シンガポールのチャンギ空港は世界の優良空港として有名だそうですが、
空港の広さや美しさ、サービスなどどれもすばらしく納得できます。
チャンギ空港の中はまるで高級ホテルの中のような雰囲気ですよ♪
(今度のできたら写真とって来ますね♪)

一方のマニラ空港は・・・日本の地方都市の空港とほとんど変わらないかもしれません。
小さい空港なので空港の中の移動に迷うことはほとんど無いでしょう^^;

現地代理店の出向かいを受け、すぐに一路ホテルへ。
その道のりの中で更に驚いたのがマニラの交通事情でした。

慢性的な交通渋滞!

無謀な割り込み、

無いも同然のスピード規制、

一方通行など無視のマナー・・・


まさに無法地帯です。
例えばこれ





上の写真は道路でのワンシーンですが、これタクシーバイク(?)なんですよ。
バイクの横側にサイドカーがついていて、ここに人を乗せて走るみたいなんですが、

それでも乗って3人でしょう?
この時点でもうおかしい・・・サイドカーに2人で計6人乗っているみたいです。

バイクに6人乗り・・・

現地代理店の方に聞いた所によるとフィリピンの日常的な風景だそうです。
テレビなどで見たことはありますがこうやって間近でみると改めて驚きです^^;

空港からマニラ中心部への町並みはまるで廃墟の様でした。
20年以上は経っていそうな、壁は黒ずみ、窓は灰色に汚れたビル群が目に入ります。

マニラの繁栄は20年前に終わったの?そんな気さえしてきます。
それらはリフォームされた気配すらありません。
しかし人々はそのビル劣化状態を気にもせず、生活をしているようでした。


車は廃墟のビル群を抜けて住宅地へ、
そこでは路上では多くの子供たちを見ることが出来ました。




住宅地では多くの子供たちが遊んでいました。子供たちの瞳は生き生きしていて救われます。
この町はまだ死んでないんだなって思えます。


住宅地をさらに進むとスラムが見えてきました。
道端、それも車の排気ガスが降りかかるすぐそばの路上に、家を買うことが出来ない人達の”すみか”があります。

男たちは上半身裸で昼間から博打をしていたり寝ていたり・・・仕事をしている素振りがありません。
生きる意欲すらないようにも見えます。しかし周りの人々はそれらを気にすることもありません。

マニラの町並みはどこかマレーシアに似ていました。
バラックや日本では廃墟と呼ぶような築20年もののビル群が立ち並び、そこに人々は生活をしている。

それでもまだ良いほうで、路上にはそこで生活をしている方々がいる・・・これが首都かと思います。
マレーシアの首都クアラルンプールと違い、フィリピンの首都マニラには首都としての威厳がどこにも感じられませんでした・・・

スラムを通り、路上で生活をする人々を片目に見ながら、
「ここでは国は何も助けてくれないんだ・・・」代理店の方がそうぽつりと言いました。

しばらくして私達を乗せた車は、代理店の方が”金持ち地帯”と呼ぶ場所へと着きました。
そしてそこに私の滞在するホテルはありました。

to be continued...

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【2004.10.28 Thursday 09:36】 author : ライジングサン
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