こんにちは!らいじんぐさんです!
今日は先日訪問したフィリピン マニラでの旅行記を投稿しようと思います。
でも、そもそも私がなぜマニラに行ったのか、気にされる方もいらっしゃいますよね^^;
そこで良い機会なので、まず私の仕事について少し紹介してみたいと思います。
私は医療系SEとして今の会社で働いています。
私の会社は世界に支社を持っていますので、私が以前希望していたこともあり
今回海外駐在員としてシンガポールに派遣されることになりました。
駐在員は、アメリカ・中国・シンガポール・イギリスに配置され、
それ以外の国々は代理店がその業務を代行しています。
例えばシンガポール支店の場合、
シンガポール以外の東南アジア各国つまり
フィリピン、ベトナム、ネパール、タイ、マレーシア、ラオス、
ミャンマー、インドネシア、インド、パキスタン、バングラディッシュ
などの国々は代理店がサービスを代行しています。
そこで我々海外駐在員の業務は、各国の代理店にいるエンジニアの教育とサポートです。
今回の旅行の目的も現地代理店が修理不能であった装置の復旧と、
フィリピンの現状視察でした。
シンガポールからおよそ飛行機で3時間、
私がマニラに到着してまず驚いたのがマニラ空港の小ささでした。
シンガポールのチャンギ空港は世界の優良空港として有名だそうですが、
空港の広さや美しさ、サービスなどどれもすばらしく納得できます。
チャンギ空港の中はまるで高級ホテルの中のような雰囲気ですよ♪
(今度のできたら写真とって来ますね♪)
一方のマニラ空港は・・・日本の地方都市の空港とほとんど変わらないかもしれません。
小さい空港なので空港の中の移動に迷うことはほとんど無いでしょう^^;
現地代理店の出向かいを受け、すぐに一路ホテルへ。
その道のりの中で更に驚いたのがマニラの交通事情でした。
慢性的な交通渋滞!
無謀な割り込み、
無いも同然のスピード規制、
一方通行など無視のマナー・・・
まさに無法地帯です。
例えばこれ
上の写真は道路でのワンシーンですが、これタクシーバイク(?)なんですよ。
バイクの横側にサイドカーがついていて、ここに人を乗せて走るみたいなんですが、
それでも乗って3人でしょう?
この時点でもうおかしい・・・サイドカーに2人で計6人乗っているみたいです。
バイクに6人乗り・・・
現地代理店の方に聞いた所によるとフィリピンの日常的な風景だそうです。
テレビなどで見たことはありますがこうやって間近でみると改めて驚きです^^;
空港からマニラ中心部への町並みはまるで廃墟の様でした。
20年以上は経っていそうな、壁は黒ずみ、窓は灰色に汚れたビル群が目に入ります。
マニラの繁栄は20年前に終わったの?そんな気さえしてきます。
それらはリフォームされた気配すらありません。
しかし人々はそのビル劣化状態を気にもせず、生活をしているようでした。
車は廃墟のビル群を抜けて住宅地へ、
そこでは路上では多くの子供たちを見ることが出来ました。
住宅地では多くの子供たちが遊んでいました。子供たちの瞳は生き生きしていて救われます。
この町はまだ死んでないんだなって思えます。
住宅地をさらに進むとスラムが見えてきました。
道端、それも車の排気ガスが降りかかるすぐそばの路上に、家を買うことが出来ない人達の”すみか”があります。
男たちは上半身裸で昼間から博打をしていたり寝ていたり・・・仕事をしている素振りがありません。
生きる意欲すらないようにも見えます。しかし周りの人々はそれらを気にすることもありません。
マニラの町並みはどこかマレーシアに似ていました。
バラックや日本では廃墟と呼ぶような築20年もののビル群が立ち並び、そこに人々は生活をしている。
それでもまだ良いほうで、路上にはそこで生活をしている方々がいる・・・これが首都かと思います。
マレーシアの首都クアラルンプールと違い、フィリピンの首都マニラには首都としての威厳がどこにも感じられませんでした・・・
スラムを通り、路上で生活をする人々を片目に見ながら、
「ここでは国は何も助けてくれないんだ・・・」代理店の方がそうぽつりと言いました。
しばらくして私達を乗せた車は、代理店の方が”金持ち地帯”と呼ぶ場所へと着きました。
そしてそこに私の滞在するホテルはありました。
to be continued...
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