震災からもうすぐ一カ月、長い闘いは続く。
東日本大震災は次のフェーズへと移行したように思う。
【震災地】
・人命救助第一優先の時期は過ぎ、復興への長い道のりへと続く。
・心理状態としては、パニックの時期は過ぎ、現実否定の時期。この後の現実を認める時期が非常につらいもの。
・私たちに出来ることは忘れないこと。他人事ではないことを表すこと。常に心の中にあること。
【原発】
・福島第一原発は廃炉。その周辺は人は住めない土地となる。
・何万年住めないか、何十年住めないかは放射能の隔離と除染による。
・コンクリートでは内部に熱量が膨大にある場合破壊されてしまう。
・有効なのは放射性物質を閉じ込めるテント(政府検討中)。
・テントで放射性物質を閉じ込め、周りの除染が完了できるならば徐々に人は住めるようになるだろう。しかし最低でも数十年単位での話。
【関東・国内経済】
・ようやく買占め厨、自粛厨が下火になってきた。合理的な判断、理性が戻りつつあるかもしれない。
・その時に邪魔なのは計画停電。代替案が急がれる。
・このままでは国内から企業が逃げ出す。急ぐべきだ。
・放射能に対するパニックは抑えられつつある。人とはそういう生き物だ。時がたてば忘れる。忘れてはならないこともある。乳幼児を持つ親は忘れてはならない。
【市場経済】
・円安が進行中だ。これが止まらなければ日本は最悪の時期を迎える。
・その場合、不景気の中の物価高。そして国がお金を刷れなくなる(刷っても意味がなくなる)状態になる。
出来る事を考え、粛々と行動を!
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